MENU

第6回飛騨高山ウルトラ(100km)完走記【前編】

こんにちは😊

先日、6/11に行われた「第6回飛騨高山ウルトラマラソン」の100kmの部に出場してきました。

この飛騨高山ウルトラは他のウルトラマラソンと比較しても国内屈指のタフなコースと言われています。

「飛騨高山」と言われて、マラソンを走らない人はさるぼぼや君の名は。の聖地を思い浮かべると思いますが、走る人は飛騨高山ウルトラの高低差の激しいコースが思い浮かぶはずです(笑)


見てください、このアップダウン😅
累積標高は2489mもあるみたいです…。
こんなきつい大会に3,000人以上(100kmと71kmの合計)の参加者が集まるんですから、世の中に物好きは意外と多いんだなーと思いました( ̄▽ ̄)笑

今回の目標の1つは11時間を切ること
100kmのPBは10時間を切っていますが、アップダウンの激しいこのコースで自分がそこまで走れるとは考えれなかったので11時間以内で走れれば上等かなって感じです。
このタイム設定も一応設定したものであって、今回は完走をメインにするつもりでした。

もう1つは100kmを楽しむこと
これは毎回マラソンを走る上で大事にしていることです。例えタイムが良くても楽しくなかったら意味がないと僕は思ってます。
さてさて、これからスタートからゴールまでの完走記を書いていこうとおもいます。

目次

スタート

僕は4:45の第1ウェーブスタートでした。最初の10kmは古い町並みを走る平坦なコースです。
道幅も狭く、人がまだ集団の時なので僕は後ろの方で友達とゆっくり走っていました。

タイムを狙うのであれば、後の山を考えてここで貯金を作っておかなければいけません。
ただ今回はあくまで完走がメイン。10kmまではゆっくり6′00″/kmのペースで進みました。

 美女高原

10〜20kmの間には第1の難関と言われる美女高原があります。
この高低差表ではあまり目立ちませんが、立派な難関です(笑)

10kmからはすでに友達とも別れ、自分のペースでいくことにしました。
この辺から町並みは抜けて、少し道幅が広くなるので人も抜かしやすくなります。
最初をゆっくり入った分、前にたくさん人がいたのでどんどん抜かしていきました=͟͟͞͞( ๑`・ω・´)

15km手前からのぼりが始まると頭では分かっていながら、走るのが楽しくなってきてどんどんスピードが上がっていきます。登りに入ってもペースは落ちるどころか上がっていきます…。

まだ前半で余力もあり、人を抜かしていくのが楽しかったので無意識のうちに結構ペースを上げて走っていたようです😅

20km地点で10〜20kmのラップを見たら51′22″と走る前の予定より大幅に速いタイムで通過しました。

「このペースで走っていて最後まで走りきれるのか。」
一瞬浮かんだその問いは思考する間も無くかき消されました。

「自分の思うがままに走ろう。」
このペースでいって後半もたなくなっても後悔はない。僕の中で答えはすぐにでてきました。

20〜30km 緩やかな登り

20〜30kmは10kmかけて約200m登る区間です。
走る前はこの斜面がどれほどのものか想像できなかったので、無理のない程度に走ろうと思ってました。
実際走ってみたところ、(その時勢いに乗ってたということもあり)意外といける!ってなって飛ばして走りました(笑)

21.8kmのエイドではサポートとして来てくれた友達の姿が!!😳
その時の僕は「あんまり休んでるところを見られたくないな…」と変なプライド出て来て、ポカリスエットを1杯飲んですぐに出発してしまいました…。

あそこのエイドのよもぎうどんは食べておきたかったな、と今は後悔してます😭笑(なぜ見栄を張ったんだろう…)
走っている時は周りが田んぼや山に囲まれていたため、すごくのどかで気持ちよく走れました。
ちなみに20〜30kmのラップタイムは50′10″でした。

30〜40km スキー場までの登り

30〜40kmは最高点の1345mにむけて一気に約400m駆け登る区間です。
高低差表を見れば分かりますが30kmから3kmくらい一気に登り、あとは細かいアップダウンの繰り返しです。なので前半で400mのほぼ全てを登ることになります。

ここの傾斜がまじで鬼畜です😅
走る前からここの登りをどう走るかがレースを大きく左右すると考えてました。
事前に作成したペース表では30〜35kmは7′30″/kmまでペースを落として走る計算でした。

↓ちなみにこちらがレース前に作成したペース表です。

※ペース表ではサブ10のペースになってます(笑)

「ペースは落ちても大丈夫だから、落ち着いて無理せずいこう。」
そう自分に言い聞かせながら坂を登り、35km地点を通過したところで時計を確認しました。

時計「31′10″」

( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
結構登って来たはずなのに約6′10″/kmのペースで走っている計算になります😅
ペース表とかガン無視ですよね(笑)

そこから5kmもペースは落ちず、30〜40kmのラップタイムは59′04″で通過。
ここの登りでタイムロスすると思い、今まで貯金を作って来たはずなのに逆に貯金を作った結果になりました(笑)

登りはきつかったですけど、登り切ってからの景色は最高でしたね😁
登ってる時は、なんでこんなに登らすねん!って思ってましたが、この景色を見たらそんなことも忘れてしまいました。

同じ景色でも車でここまで来て見た景色と自分の足で登って来て見た景色は違うんだろうなーとかも思ってました😊

40〜50km ひたすら下り

ここの区間は10kmかけて一気に約600m下ります。
さっきまで散々登らせといて、今度は一気に下らせるなんて、コース設計者は何を考えてるんだ!って思ってましたね(笑)

下ってる途中、道路標識を見ると「勾配10%」って書いてありました( °д°)
先ほど貯金を使わなかったので、ここの下りは何も考えずに走りました。
さっきまで頑張って登って来たのに、もう下ってしまうのかと思うと、少し寂しい気持ちにもなりましたが、下りはスピードが出るので気持ちよかったです😊

ちなみにここの下りは箱根駅伝の6区と同じくらいの勾配だと思います(高低差から判断)。
下るのも傾斜が急すぎて大変ですが、この勾配の坂を登る箱根駅伝の5区の選手はやはり鉄人だなと実感しました(ノ゚ο゚)ノ

下りということもあり40〜50kmのラップタイムは47′28″と、中々の好タイムでした。

後半へと続く。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次